お知らせ

2010/08/20 admin

BLOGをごらんくださってありがとうございます。

秋へ向けてしばらく、更新をお休みさせていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

マルチなお仕事

2010/08/12 admin

最近、知人があるミュージカルを見にいって、良くなかったというのをききました。
今も人気でスタイルも美しく、かつてはお笑い芸人さんと離婚されて話題だった女性タレントさんのステージ。

なぜ良くなかったかというと、歌もダンスも演技が必要とされるミュージカルは、どれか一つが欠けていてもつまらないものになってしまう。
ダンサーとは、鍛え抜かれた美しい肉体で体で表現するもので、ただスタイルがいいだけや、ダンスの特訓を受けただけでは、様々な一流のステージを見ている人には通用しない。

なるほど・・・私も最近、芝居とダンスのステージを見たけれど、ダンスが専門の人とそうでない人はすぐ分かりました。
ダンスをステージで披露するには、ちょっとクラシックバレエをやっていたとか、ちょっと習っている程度では見ている人にプロの踊りとは見てもらえないと思います。

タレントという仕事をする中で、芝居だけでなく様々なマルチとしての要素を求められるのでしょうけれど、ダンスは特訓を受けても、もともと何年もプロとして踊りこんできている人とは体の動きやリズム感、踊りのキレ、一本一本指先までの体の作りや呼吸が違う。

でも、世間的には『有名人のステージ』とか『初挑戦』ということで、プロとしての質を問われることはないのでしょう。
そして売れて人気があるということと、一流のステージとはまた違う。

マルチであれば仕事の幅は広くなりますが、どの分野にもプロフェッショナルでいること、もしくは自分の専門に徹する、どちらかでいるべきなのかもしれませんね。

う~ん・・・いろいろ考えさせられました。

演奏と自分

2010/08/09 admin

8月になりました。
毎日暑い日がつづきます。

最近、伴奏や演奏のお仕事をしていると、いつもある人の言葉を思い出します。

フランス滞在中の同期の日本人留学生。
日本でピアノ伴奏のお仕事だけでやっていらしたピアニストがいました。
彼は、演奏パートナーにどういわれようと、議論をすることなく『はい、分かりました』とだけ言って、実際の本番では自分の演奏をするとおっしゃっていました。

自分は異なる考えをもっていても、一方的に言われても反論しない。

なぜなら、、、こうして、ああ弾いてと言われても、ピアノ弾きのほうが音楽を知っているから、全体を捉えているから、分かって演奏しているから、ということなんですが・・・確かにこの人は音楽については博識で経験も豊富で、そう言えるだけのものがありました。

自分の意見はほかにあるのに言わないのは、議論してもはじまらないから、相手が話をきくタイプでないから、なのか分かりませんが、これが正しい考えかどうかは別として、演奏の仕事のやりかた人はそれぞれですが、私はこの人タイプでいたいと思います。

実は素直にいわれるままに弾いて、だからこのようになった、、、これは自分の演奏に責任をもたないことです。
アドバイスなど、、、演奏のプロは言われなくても分かっています。
話だけはきく・・・けれど、実際は自分の演奏をしたほうがよかった、ということが多々あります。

あれこれ言われても根拠のないこともあるので、一つの考えとしてはきいても、彼のようにスルーして演奏スタイルをもつ、というのが演奏家としてうまくやっていくコツといいますか、最終的にいい演奏につながるのかもしれない・・・演奏する時は音楽のことしか考えない人だけに、人の言葉より音楽がさきにあるのでしょう。

ちなみにこの人は、いつも伴奏依頼の楽譜が山積みになっていたと伺っているので、、、結果としては彼のやりかたで十分通用する、ということだと思います。

まったく違う意見や個性がぶつかりながらもあり、なぜだか合っているというフランス的な演奏スタイルがすきですが、フランスで意見の違う時は、『Ca c’est vos idees. Moi…(それはあなたの考えだ。私は・・・)』と議論の花が咲きますが、日本では角が立つので『はい、分かりました』
でも最終的に自分を通すのが良しと言う感じは、いかにも日本的ですね。

これでいいのか悪いのか、、、、ただ演奏家はいわれるまま、求められるままに演奏するより、自分の個性や能力を追及し、自分の世界を表現できなければならない、、、先日の東京のコンサート、和声・作曲の先生の『自作自演のコンサート』という言葉から現代の演奏家のありかたを考えると、ただ報酬をいただいて依頼や場数をこなすだけでは、ダメだと感じます。ぶつかり合いながら添い合える個性、自分の演奏と世界、こういうものをもっている演奏家と多く出逢っていきたい、そうなりたい。

まもなくお盆休み。
自分のこと、自分の演奏スタイルをもっと考えてみたいと思います。

21世紀トリオ

2010/07/28 admin

尺八+琵琶+ピアノ、、、音楽史上、初めてのアンサンブル。
21世紀トリオのコンサートを聴いてきました。

* 日時 2010年7月24日(土) 14:00開演 「週末午後・和楽器でプチ贅沢なティータイムを」
* 場所 Studio Belcant(スタジオ・ベルカント)
* 全自由席 大人2,000円 / お子様(6歳~中学生)1,000円

♪出演
尺八 / 中村仁樹
琵琶 / 塩高和之
ピアノ / 菊池智恵子

中村仁樹 「花の咲くころ」 / 尺八+ピアノ
唱歌・童謡メドレー / 尺八+ピアノ
シューマン 「トロイメライ」 / 尺八
塩高和之 「まろばし」 / 尺八+琵琶
平家物語 「祇園精舎」 / 琵琶
中村仁樹 「Aries(アリエス)」 / 尺八+琵琶+ピアノ

~ アンコール ~
中村仁樹 「たいまつ」

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ほかにないアンサンブルですのでもちろん用意された楽譜があるわけではなく、演奏者オリジナルで作曲をされて演奏されていらっしゃいます。
私自身も古楽器と邦楽器の作曲をチャレンジしているところですが、和楽器にはゆらぎがあるので、平均律の洋楽器とどうアンサンブルされるのか興味シンシンでした。

感想は、、、率直に『素晴らしい』。
和楽器にはいわゆる西洋音楽のメロディや和音におさまらない音がありますが、、、こういった概念をぬけてそれぞれの音が語り合い、サウンドとして聴こえてきたのに驚きです!
ぜひ、たくさんの人に知って聴いていただきたい、、、名古屋でもいつか演奏を、と思いました。

さて、私にとっては尺八というと竹藪 – - – 竹というと、かぐや姫の竹取りの翁というイメージがあります。
生前の大叔母の話を母からきいていましたが、岐阜にいる親戚は竹藪へ入って竹を切っては尺八を作り、皆で吹いて楽しんでいたそう。

尺八の演奏は、今までいろいろ聴いてきましたが、霧の立ち込める竹林になびく風、深い山奥のお寺の静寂といった、奏者によって様々なイメージがありました。
今回は若手の奏者の方で、上、天へ空へ向かってのびる青緑の竹、といったすがすがしい演奏でした。
演奏はとにかくうまい、素晴らしい・・・いつか古典ものも聴きたいと思いました。

2月の『まろばし セカンドコンサート』で聴いた『まろばし』も奏者がかわるとまた違う演奏で、素敵でした。
琵琶は、おなじみ「祇園精舎」が聴けて、感激!やっぱり琵琶いいです、、しみじみ♪

ピアノは、音がまろやかで綺麗・・・アンサンブルのうまいピアニストさんで息がピッタリ。
なかなかこのような演奏にはお目にかかれないと思います。

演奏終了後、琵琶にさわらせていただきましたが、思ったよりずっしり重くて大きかったです。
弦をおさえるところがけっこう高いので、手が大きい人、、、男性向きの楽器ように思いました。

琵琶奏者のすごいな、と思うところは語りなど多々ありますが、手元をみないでお客様に向かって真正面で弾くということもあります。
ピアノなど横向きで演奏している自分には無理です。ハープは真正面でやや斜めで弦を見て弾きますが、あまりお客様が近いと弾きにくかったりします。
琵琶法師さんは、演奏する時には精神は別世界にいるような、、、と、琵琶をもってなんとなく感じたのでした。

さて、この21世紀トリオですが、8月2日(月)も下荻窪で演奏会をします。
プログラムは、公演によりかわります。関東にお住まいの方、ぜひぜひお出かけくださいませ。

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* 日時 2010年8月2日(月) 14:00開演 「平日のんびりタイム。和楽器で暑気払いコンサート」
場所 Studio Belcant(スタジオ・ベルカント)
全自由席 大人2,000円 / お子様(6歳~中学生)1,000円

* 日時 2010年8月2日(月) 19:00開演 「仕事帰りのリラックスタイム・真夏の夜の和楽器」
* 場所 Studio Belcant(スタジオ・ベルカント)
* 全自由席 大人2,000円 / お子様(6歳~中学生)1,000円

- お問い合わせ / 響和堂 080-4200-0808

- Studio Belcant(スタジオ・ベルカント) JR下荻窪駅より徒歩8分
東京都杉並区松庵3-8-10
JR西荻窪駅南口へ出て 正面の仲道商店街の通を直進。
右手の印南建設の看板が見えたら、右折。
住宅地を進み、左手に栗原自動車工業のある処で、左折。
しばらく進むと左手にお庭-ガレージのような入口があり、スタジオベルカントの看板があります。

東京の不思議

admin

東京の下荻窪で尺八+琵琶+ピアノのトリオを聴いてきました。

この春から聴きたいと思いつつ、東京での滞在日程が合わず、今回やっと聴きにいくことができました。
、、、と申しましても、朝はハープのレッスンでもし長引けば遅れるところで、、、幸い早めに終わったのでよかったのですが、東京の東→西まで、慌ててかけつけたのでした。

荻窪は、日野へいく時に車窓から眺めていますが、ぎっしり密集した町という印象。
下荻窪もやはり密集していました。

でも駅前に商店街が充実していて、歩いていてとても楽しく住みやすい町のように思いました。
ただ家の前や横にまた家、というのは・・・大きな楽器を鳴らして暮らしている私には無理か・・・!

途中、名古屋ではもう見かけない昭和のお店や食堂、メンズテーラーの仕立て屋さんまであるのに驚きました。
服飾が趣味なので、思わずお店の中をのぞいてしまいましたが・・・若い男性の店主がいらっしゃって型や生地がいろいろ置いてありました。
東京は都会なのに、こういうお店が今だあるとは、、、不思議なところです。

さて、、、今回の会場は初めてで、あらかじめ調べていきましたが、インターネットの検索でたまたま知人のホームページを見て、この会場で発表会をする案内に行き方をかなり詳しく載せてくださっていたので、迷わずいけました。もし見なかったら、うろうろ探していたところです。ありがとうございました。

会場は、新しくできたばかりらしく、白く静かな空間。
ホールでの演奏と違い、演奏者ととても近い距離で聴くことができました。
演奏者のMC、休憩中にお茶やお菓子をいただいたり、おしゃべりしたり、、、サロンコンサートはホールでの演奏と違ったよさがあります。

東京にはホールがたくさんありますが、こういったちいさな空間でコンサートをできる処やカフェもあるそうで、、、日常にある町でさりげなくコンサートがある、というのはほんとうに素敵だと思います。名古屋にもあることはありますが、ふと立ち寄れて音楽の聴けるお店、音楽のある町、というまでにはなかなか・・・。

このコンサートについては、また次回に♪

MUSA

2010/07/25 admin

オーバーホールの代替えのハープは、AOYAMAのMUSA ♪

彫刻や装飾が綺麗・・・優雅な気品にあふれています。

しばらくは、MUSAちゃんが相棒です。
ハープは、チェンバロのようにモデルや1台ごとに個性がありますが、このハープは中~高音の音ののびが素晴らしい。

毎日弾くのがとても楽しみです。

admin

ハープの調整のため、楽器を青山ハープさんへお渡ししました。
待っている間、ふと見るとアイリッシュハープの影が壁に映りました。

綺麗だったので、ちょっとお遊び。

、、らしく見えるのではないでしょうか(笑

BLOG

admin

しばらくBLOGにさわっていませんでしたが、6月終わりからいつのまにかカウンターが落ちていました(汗
BLOGのテーマを変更した時かもしれませんが、、、投稿もしたつもりがなされてなかったので、あげておきました。
お気づきのみなさま、ありがとうございました。

あとご挨拶が遅くなりましたが、SNSへ復活しました。
また交流くださるみなさま、よろしくお願いいたします。

TWITTERは、まだやっていません、、、が、どうしようかなと思っています(笑

ハープの調整

2010/07/24 admin

さきほど、東京から帰ってきました。

東京滞在中、青山ハープさんから、ハープのオーバーホールの連絡がありました。

いわゆる楽器の定期点検と調整ですが、本番などで出す時期を見計らっていまして、工場のある福井県から名古屋へ楽器を取りに来ていただく日程を、あらかじめ相談していました。けっこう間近に連絡をいただくのですが、土曜日まで東京にいるので、もしすぐだったら楽器の搬出の立ち会いを家族にお願いしないといけなくて、、、焦りました。

お話を伺うと25日の日曜日。

私がなんとか立ち会えるので、ホッとしました。
チェンバロのレッスンをお休みすることにしましたが、、、予定がすぐきまってよかったです。

京都

2010/07/05 admin

1泊2日で、旅をしてきました。

1日めは京都駅に着くと、どしゃぶりの雨。
初日へ貴船へいく予定を変更して、京都市内—清水寺-東山-祇園-金閣辺りを歩いたり、バスで移動してぶらぶらしました。

もちろん、服も靴も水浸しです。
でも静かで風情あり、無理をしても雨の中を行ってよかったです。

夜は旅館でのんび り、お部屋でお食事を楽しみました。
近くに錦市場があり出かけたかったのですが、さすがに雨の中をまた外出する気にはなれませんでした。

2日めは、かねてからの念願、貴船-鞍馬へ。
貴船神社へお参りしたあとは、川床料理。

川床料理は、『雨が降るとお座敷が満席になるので』と事前に予約が入れられなかったのですが、
当日晴れて料理旅館で呼び込みをやっていたので、せっかくなのでいただいてきました。

貴船から鞍馬へは、山道を歩いていきました。
貴船の入り口で杖を貸していただいたので、急な坂や上り下りは助かりましたが、かなりきつかったです。

1~2時間、歩いたでしょうか。

風景というより、、、川のせせらぎ、杉の神木の息吹、時を感じさせる深い緑の苔、むき出しの木の根、泉の水の底、鳥の声、葉音、お賽銭を投げいれる音、鈴の音、パンパンと手を打つ音、砂利を踏む音、、が印象に残りました。

心を落ち着けて山へ入り、自然に身を委ねる、、、なんとなく日本人の心の静けさや自然を崇拝する心のようなものを感じましたが、、、
感情 – - – 喜怒哀楽のない境地、、、そこには、ただただあるがままの姿だけで、飾られたものはなく、喜びも悲しみもなく、、、

不思議な空間でした。

かなり筋肉痛になっていますが、思ったより山を歩く体力はあるかもしれません(笑
高野山で琵琶演奏のある時は、いけるかも♪